VRChatを快適に遊べるグラボってどのくらい…?PC自作歴10年超えの人が考えてみた

どうも、最近はアルトラ(VIVE ultimateトラッカー)の記事ばかり書いていたので、
今回は違う話題、「VRChatを快適に遊ぶPCスペック」について考えていこうと思います。

まず、「快適」の度合いには個人差があると思いますが、ここでは主要なヘッドマウントディスプレイ(頭につけるやつ)をつけてVRChatをプレイして、コマ落ちや処理落ちがせず、大人数のワールドに行っても普通に動けるくらい、を快適として扱っていきます。

また、えぞっちも自作歴10年超えとはいえ、沢山のパーツを持っているわけではないので、
「大体このグラボが必要」などおおよその判断で考えているので、絶対的な正解ではないので参考程度に見ていただけると嬉しいです。

結論を先に書くと、最高画質!フレームレート上限張り付き!快適動作!っていうのは無理です。

※VRChatは無料の皮を被った廃課金ゲームです。

まずはBTOか…自作か…

では、まずPCが欲しいっ!
ってなった際に考えるのはBTO(組んであるやつ)か、自作(自分で組み上げる)か
ですよね。

コチラについては、結構簡単な答えがありまして。

初めてゲーミングPCを買うよ!
って人にはえぞっちは強くBTOをオススメしています。

BTOはメーカー側が先に組んで動作の確認が取れているので、届いてすぐ使用開始出来る点と、
万が一壊れたり、初期不良などのトラブルがあった際に購入した店舗などで保証範囲内であれば対応していただけるので、万が一の時の安心感と、すぐ使えると言った点でBTOをまずはオススメします。

逆にPCの知識がそこそこあって、何かあっても自分で対応できるよ!
って方は自作で良いと思います、まずパーツの選定をして、予算との折り合いをつけながら吟味していく工程も楽しいですし、実際に組んで無事起動したときの嬉しさは何度PCを組んでも味わえますよねっ!

加えて、最近はピラーレスケースなどのおしゃれなケースや、各社メーカーから色々とドレスアップパーツも販売されているので、個性的な1台を作れるのも自作ならではの魅力です。

まずはVRChatの必要動作環境を確認してみよう。

一応Steamの動作環境の表記なのですが、必要最低スペックしか表記がないですね….
しかも、この構成だと本当に起動するのが限界で、とても遊べたものでは無いと思います。

推奨動作環境が表示されてない理由(えぞっち考察)

推奨スペックが記載されていない事にはえぞっち的な考えがありまして、
VRChatは各アバターや数多のワールドによってPCに掛かる負荷のばらつきがとっても激しいので、「これが推奨スペックだよ」って言ってしまうと、重たいワールドや重量級のアバターが集まっている所に行った時に「推奨満たしてるのにめっちゃ重たいじゃん!!」
となってしまうので記載されていないのではないかなと予想しています。

えぞっちの現在のPCスペックと、動作の具合を紹介

余り詳しく書いても長くなっちゃうので主要パーツだけご紹介します!

えぞっちPCのスペック
CPU:Intel i7 14700KF
GPU:NVIDIA GeForce RTX 4080
メモリ:DDR5 64GB

と、割とハイエンドに片足突っ込んでる感じのパソコンではありますが….

体感として言うと、快適に遊ぼうと思うとこれでギリギリセーフかなといった所です…..

VRChatって例えばVirtual Desktopを使って120hz!最高画質!フレームレート上限張り付き!
っていうのは無理(余りにも重たすぎる)なので、次に記載しますがどこかで妥協が必要になります。

蛇足ですが、VRChatは相当重いゲームなのでVRChatが快適に動くPCだと、現状PCで発売されているゲームは大抵快適に遊べます、そのくらい重いです。

画質を優先するか フレームレートを優先するか もしくは中間か

見出しの通り、どちらかを選ぶしかないのが現状です….

画質を優先しすぎるすると、フレームレートが下がるのでVR酔いや映像品質は良いものの、快適かと言われると微妙な所ではあります。

逆にフレームレートを優先しすぎると、動作は快適なものの、見るに耐えないグラフィックだったり、ガビガビの画質で逆に目が疲れちゃったりします。

ここでオススメしたいのが、それらを両立したバランスの良い塩梅がおすすめです。
例えば、画質は中くらいに留めて、フレームレートもまずまず出る….そんな感じの設定を見つけるのが一番いいと思います。

PCスペック次第でVirtual Desktopや有線接続でのグラフィック設定は各々の環境次第な所があるのでこれっ!ていうのは言い切れないのですが、現状やはりどこかを妥協してバランスよく設定するのが個人的には良いと思います。

VRChatで一番重要なのはGPUに搭載されているVRAM

VRChatで一番重要なのはGPU(グラフィックボード)です。

GPUの処理性能も相当必要ですが、何よりもVRAMというGPUに搭載されているメモリが最重要です。

ではここまで結構もったいぶってしまった感じがしますが、えぞっち的おすすめGPUを紹介しますっ!

えぞっち的おすすめGPU

比較的手頃でオススメできるGPU
NVIDIA RTX3060Ti(VRAM12GBモデル)
NVIDIA RTX3080Ti(VRAM12GB)
NVIDIA RTX3090(VRAM24GB)※1世代前ハイエンドなので未だに高いです

本格的に遊ぶ方にオススメできるGPU
NVIDIA RTX4070Ti(VRAM12GB)
NVIDIA RTX4070Ti SUPER(VRAM16GB)←個人的オススメ
NVIDIA RTX4080 SUPER(VRAM16GB)←無印は終売のためSUPERを記載
NVIDIA RTX4090(VRAM24GB)←オススメではあるが値段がヤバい

※Radeonも良いものが沢山ありますが、使用経験が無いため記載しておりません、ごめんなさい。

と、全体的にVRAM容量が大きいものをオススメとさせてもらっています、それくらいVRChatはVRAMをガンガン使うので、最低12GBくらいあると安心して遊べると思います。

HMDによって必要なPCスペックも変わってくる

HMDの中には液晶が入っており、その解像度によってもGPUやPC全体に掛かる負荷が違うので、また快適に遊べる基準もバラバラです。

えぞっちはQuest2とRTX4080で遊んでいますが、やはり人数の多いワールドでは60fpsを下回るシーンが多いですね。
それでも酔うほどfpsが落ちることはないので、割と快適に遊べています。

まとめ

VRChatは相当重たいゲームなので、快適なPCスペックを考えると結構良いPCを購入しないと、後々公開する可能性が高いです。

しかし、PCも揃えてVR機器も揃えて….って、相当お金かかりますよね。
あれ?VRChatって無料ゲームのハズなのに….w

では、今回はこんな感じで、閲覧頂きありがとうございましたっ!