アルトラ(VIVE Ultimate Tracker)を1週間VRChatで使い倒してレビュー!導入するメリットとデメリット

アルトラ(VIVE Ultimate Tracker)を導入して早1週間
丁度1週間前にもザックリと使用した感想や、セットアップなどの記事を書いていまして、
そちらも合わせて見ていただけるとえぞっちの「アルトラ激推し具合」が分かると思いますのでぜひ見てくださいねっ!

【下記の記事がアルトラ使いたてホヤホヤの時の記事です!】

さて、今回はアルトラを導入して1週間毎日VRChatでフルボディトラッキングで遊び、えぞっちが感じた導入するメリット・デメリットや感想などを書いていこうと思います!

まず、何で名前が「アルトラ」なの?

バーチャル美少女ねむ/Nem⚡メタバース文化エバンジェリストさんのnote記事より
「アルトラ」などと呼ばれて親しまれるようになるといいですね。

https://note.com/nemchan_nel/n/n5fa07ef41c5d?magazine_key=m1b154b47a35f

というのが個人的に発祥だと思っています。
(えぞっち自身もこの記事見てアルトラって呼び始めた)

VIVE公式は「VIVEトラッカー(Ultimate)」と公式サイトに表記していますが、
日常会話で「あぁトラッカーのアルティメット使ってるよ?」って….長い!!!

なので、このブログでもアルトラと省略して呼ばせてもらってたり、XやVRChat界隈でもアルトラで通じるので、この略称で定着しているんだと思います。

ねむさんの影響力すごいっ!

本命のアルトラレビュー 結論は「買い一択」

以前フルトラ用のトラッカーを4種類試した経験を元に記事を作成しましたが、1週間使ってくると段々と操作にも慣れてきて、最初は設定の複雑さやセットアップの難解さが目立ち、思い切って「オススメ!」とは言い難かったのですが、今だと確信を持って言えます。

アルトラは「買い一択」です※ただし条件あり

ただし、まだ様子見をするという選択も十分にありだと思います。
というのも、SteamVRにまだ直接接続できずVIVE Streaming Hubというソフトを同時起動して認識させないといけなかったり、まだBeta版という感じで安定版としては公開されていないので、「安定性を重視する方」「きちんと完成してから購入したい」という方は、まだ開発段階のソフトウェアとファームウェアなので、様子見が良いと思います。

※条件というのも結構頻繁にアップデートが来て仕様が突然変わったり、日本語の情報がまるで無いのでDiscordのVIVE公式サーバーなどで英語をある程度読んだりする必要があるため条件付きとさせてもらいました。

Beta版といえど、実は普通に使える むしろ慣れると使い勝手が良い

ここまで英語読めないと難しいとか、セットアップが難しいとか….
ちょっと購入の敷居を上げちゃいましたが、実際アルトラの性能は凄まじいです。

本当に最初期のバージョンは色々と問題があったり、安定性に難があったようですが、
2024/5/31現在の最新ソフトウェアverと最新のファームウェアverでもう十分じゃないかってくらい安定して使えています。

見出しの「慣れると使い勝手が良い」というのも、まずアルトラの脱着のしやすさですね。

こんな感じに横の出っ張りを押すとマウントから簡単に外れるので、取り回しがとても良いです。
VIVEトラッカー3.0などだと、外したい時にクルクル回してネジを外して….だったのですが、アルトラはこの構造のおかげで脱着がとても簡単、実はこの構造のおかげで次の項目で記載する、「トラッキングが切れた時の復帰の容易さ」に繋がってきます。

トラッキングが切れた時の復帰がとても簡単 胸の前に持ってくるだけ

1週間使っていると、流石に何回かはトラッキングが切れてしまい、アバターが足が固定されてしまう事がありました。

しかし、トラッキングが切れても上記の簡単に外せる構造のおかげで、カチャっと簡単に外して、胸の前で数秒構えておくとトラッキングがすぐに復帰するんですよね。

この復帰のしやすさ、着脱の容易さに気がついてから、えぞっちの中でアルトラのオススメ度がグッと上がりましたね!

では、前置きが相当長くなりましたが、導入に対するメリット・デメリットを書いていきますねっ!

アルトラ導入のメリットとデメリット

もちろんアルトラ導入でメリットもありますが、同時にデメリットも使っているうちに見えてきた部分があるので、そちらを記載していきます!

アルトラ導入のメリット

・ベースステーションが不要なため、実はアルトラを買ったほうが安く済む
・3.0と違い突起がないので、付ける場所にもよりますがトラッカー同士がぶつからない
・着脱のしやすさ、トラッキングの復帰が容易
・平坦な形をしているので、激しく動いてもトラッカー自体がグラつかなく安定している
・ファームウェアやソフトウェアも安定してきており、VRChatでの実用に十分耐えうる
・英語が分かれば、VIVE公式Discordサーバーで質問したり、有益な情報が得られる

アルトラ導入のデメリット

ベースステーションを導入済みの環境だとVIVEトラッカー3.0の方が安く済む
・慣れればスムーズだが、やはりセットアップが少し難しい
・VIVE Streaming Hubのアップデートをすると、トラッキングマップのデータが飛ぶ
・バラ売りは値段が高い(トラッカー3個+ドングル1個セットだと7000円ほど安く買える)
・遊ぶ前に毎回8の字キャリブレーションが必要な為、すぐに遊びたい時に少し手間がかかる
 4個目を頭にセットすると必要なくなるらしい?今後検証してみます)
・カメラで動きを感知しているので、暗い部屋では使い物にならない(VR睡眠は難しい)

1週間使ってみて、ザッと感じた事を書いてみるとこんな感じです!

特に気になるのが4個目を頭にセットすると毎回必要だった8の字キャリブレーションが必要なくなる?という情報がVIVE公式Discordサーバーに流れていたので、
ちょっとお財布と相談しながら、4個目を調達して、近いうちに検証してみたいと思います。

VRChatでの使用感はGood 問題なく使えます

肝心の使用用途のVRChatですが、普通に使えます!
別記事でも記載していますが、ベースステーションを使ったトラッキングと遜色ない精度で、ダンスや写真撮影でのポージングを楽しめています!

今のところ1回のVRChatのプレイ時間が大体長くて3時間程度なので、トラッカーも使ってない間に充電しておけばバッテリー切れの心配も無いですね。
あと充電ポートがUSB-Cなのが嬉しい。

まとめ

アルトラを1週間使ったみて、最初は設定が難しいなぁ~とか、セットアップが難しくてオススメしにくいかも…といった印象が強かったのですが、慣れの問題かもしれませんが、セットアップのコツや、扱い方が分かってくると段々とオススメレベルが上がってきましたね!

VIVE公式Discordサーバーでも結構トラッキングマップの作成が難しいと言う声が上がっているのですが、えぞっちなりにコツや細かい設定などをまとめた記事もあるので見ていただけると嬉しいですっ!

自分のブログのトップサイトを見ていると、最近はアルトラの記事ばかり書いていてちょっとバラエティ性といいますか、バリエーションが偏っている気がしてきたので、次回は味変も兼ねてアルトラ以外の記事を書いてみようと思いますっ!

ではでは、今回はこのへんで失礼します、見ていただきありがとうございましたっ!