Meta Quest v64のバージョンアップで色々と機能改善や追加機能がされましたが….
MetaQuest3が外部マイクに対応!
って記事は山ほどあるんですが、MetaQuest2で使える!
という情報がどこにもなく、やっぱりQuest3だけの特権なのかなぁ….と諦めていたのですが、
なんと、Quest2でも外部マイク普通に使えました!!!!
Quest本体に搭載されているマイクも、最初からついてる物としては良い音質なんですが、やっぱりちょっと音がザラついてるといいますか、聞きやすいけどそれなりの音なんですよね。
ではでは早速、今回は接続に必要な物、設定、注意点などを記事にしていこうと思います。
目次
2024/6/6追記
結構深刻な問題と、色々な可能性が見つかったので別途記事にしました。
お時間がよろしければぜひこちらも合わせて見てみてくださいっ!
まずはQuest2の設定から
まずはMetaQuest2の設定項目の「試験中」の設定の中にある、「外部マイク」をオンにして本体を再起動します。
本体自体の準備はこれでOK!
今回のキーパーツはこれ!
エレコムさんの、タイプCをイヤホンジャックと給電用のタイプCに分岐しているケーブルです。
今回購入したのがビックカメラさんだったので、商品リンクを添付しておきますねっ!
【変換ケーブル USB Type C to イヤホンジャック ホワイト MPA-C35CSDPDWH】
https://www.biccamera.com/bc/item/10269447
実際、本当にQuest2で使えた!って情報が無くて、もし使えなくても人柱として情報になるかな…って思ってたら、普通に使えてしまいました。
このケーブルは上記にも記載してありますが、タイプCを3.5mmイヤホンジャックと、給電用のタイプCに分岐してくれる商品になっていています。
Quest2のタイプC部分に早速装着
接続するとこんな感じになります、右に飛び出てるのが給電用のタイプCで、左に飛び出てるのが3.5mmイヤホンジャックです。
一式接続するとこんな感じになります。
3.5mmジャックにはマイク付きにヘッドセット(EPOS H6pro)を接続して、給電用タイプCには充電用のケーブルを接続しています。
ここでも注意点があるのですが、記事最後にまとめて書くので、極力見ていただけると幸いですっ!
動くか心配….だったけどちゃんと動作した!
まずはちゃんと給電をできてるか確認、オレンジ色に光っているので、分岐のコネクターを使ってもちゃんと充電しながら使えますね。
そしてドキドキしながらVRChatのログインして、「あーあー」っと声を出してみたら….
インジケーターが動いてるぅ!!!
Questをコンコンと叩いてもマイクは反応せず、ヘッドセットのマイクをトントンと叩くときちんと音を拾っています。
VirtualDesktopで無線接続しているのですが、特段設定も必要なく、すんなりと使えてしまいました。
ネットに情報が無く、使えなくても仕方ないか…ってシーンも想像していたのでこれはとても嬉しいですねっ!
VRChatでフレンドさんに音声確認もしてもらいましたが、「Questのマイクよりはクリアに聞こえる」と確認もしてもらいホット一息。
ただ、ヘッドセットのマイクを使用しているので、そのヘッドセットのマイクの性能が低いと恩恵はもしかすると小さいかも…
というわけで、最後に注意点とまとめを書いて記事を締めたいと思います!
※注意点
注意点①
Quest2に標準でついてる3.5mmジャックにヘッドホン、今回の分岐のコネクターにピンマイクを接続してみたのですが、タイプC側が優先されて音声出力されるようで、ヘッドセットに音が流れてこなかったので、分岐ケーブルからしか音の入出力はできなさそうです。
注意点②
やはり変換を噛ませている分、若干マイク音量が小さくなります。
VRChatのマイクのインジケーターを確認しながら、SteamVR側のゲインなどで音量の調整、確認をすることをオススメします。
注意点③
実はQuest2に搭載されているマイクは割と聞きやすい音質で、使用するヘッドセットのマイクのスペック次第なところはありますが、絶対に音質が良くなるとはお約束できません。
(音質が良いマイクだと効果アリですが、余り良くないマイクなどだと逆効果で聞きにくくなるかも)
使用していて気がついたのはこの3点くらいですね、Quest3の情報はあるけど2の情報は無かったから情報共有できて、かつ使えてよかったぁ….
まとめ
元々ピンマイクを買って繋げてみたり、色々試行錯誤しても外部マイクが使えなくて、
半分諦めながら今回のエレコムさんの製品を使ってみたら、なんと大成功!
これでお話する相手にも綺麗な声でお話できますし、何より「Quest2の設定項目にあるのに使えないのか…?」というモヤモヤが晴れました。
同じ悩みを抱えている方にこの記事が届けば嬉しいです。
では今回はこのへんで失礼します、記事を見てくれてありがとうございますっ!