【世界に1台】長尾製作所のATXオープンフレームケースをZ790 LiveMixer風に塗装してみた!

どうも~、若干夏バテ気味のえぞっちです。
この時期は日中と夜の寒暖差で体が中々だるい感じになっていますが….

今回は普段愛用している長尾製作所さんのATXオープンフレームケースの塗装をしてみました!

理由は、意外と塗装している方が少なかったので情報を広めると同時に、個人的にオープンフレームをかっこよく、自分仕様にしたかったからです。

結論から言うと…大成功!

Xではビフォーアフターの画像しか添付してなかったのですが、今回ブログでは作業工程なども記載していこうと思います。

イメージ元のZ790 LiveMixerの製造元のASRockさんや、長尾製作所さんなど沢山の方から、いいね・リポストを頂いて、ちょっと緊張気味でしたが、頑張りました!

少し今回は画像が多めとなっております。

※素人塗装なので粗があったり、正しい手順ではない場合がありますがご了承ください。

まずはPCを分解!

正直素の状態でも、黒と紫の配色でかっこいいんですが、今回はここからもう一歩踏み入って
オリジナル品にしていきます!

PC界隈のユーザーって世界〇〇台限定!とか、ワンオフ(一度限りの製造品)に弱いんですよねw
私もかなりそういう文言には弱いです。

パーツをすべて外したところ。

掃除してないのがバレバレですね、ほこりが乗っかっています。(このあときちんと拭きました。)

それにしても長尾製作所さんは日本の板金屋さんなのですが、流石Made in Japanといった感じで、加工精度が非常に高く、毎度ネジがスルスル動いて感動します

海外製品とかだと、途中でネジを回してると固くなったり、なめる事が多いんですよね。

オープンフレーム自体を完全に分解しました!

次は早速加工に入っていきます。

加工開始!まずはヤスリで塗装を乗りやすくしていきます

最初についている黒の塗装は、つるっとしていて、恐らくこの上に塗装の下地を貼ってもすぐ剥がれてしまう気がしたので、まずは少し表面をヤスリで削って、塗装を乗りやすくする事にしました!

今回は#400番の少し粗めの紙ヤスリで表面をひたすら削って行きます!

削る事で、恐らく表面に凹凸が出来て、塗装がしっかりくっついてくれる…んじゃないかな?
と素人考えですが、とにかく施工開始!

削っていくと、表面の黒い塗装が少し削れて、白っぽくなりました、金属を削ってるので、鉄粉みたいなのも結構出て、指は真っ黒、服も結構汚れましたw

フレームの曲がっている曲面の部分や、細かい部分も丁寧にヤスリで削っていきます。

料理と同じで下準備が大事…とか思いながら無心で削りました。

全体的に削り終わったら、表面が剥がれた塗装と鉄粉まみれだったので、一度水で洗い流していきます。
洗い流したら、捨てても問題ないタオルで拭いて、今日は天気が良かったので放置していたら速攻乾きました!

若干白っぽくなっているのはヤスリで入ったキズで、このキズが塗装をうまく定着させてくれると信じて、次の工程に進みます。

下地塗装開始!ミッチャクロンを今回は使用

ミッチャクロンは金属など色々な素材に使えるみたいだったので、今回使用していきます。

1度に一気に吹きかけるのでは無く、薄く拭いて、30分ほど乾燥させてから2度吹いてみました。

軍手もつけないで、フレームを手で持ちながらミッチャクロンを吹いたので、手がベッタベタになりました….
結構ミッチャクロンって強力なので、ベタベタになった手を放置してたらヤバそうだったので、洗剤で手洗いして綺麗にしました!

2回ミッチャクロンを吹いたら、風通しのいい裏庭で30分くらい再度乾燥させました。

指で触っても指紋が残らない程度まで乾燥させたら、次の工程、色を乗せていきます!

塗装本番 1度に一気に塗るのではなく、薄く重ねていくのがポイント

今回はタミヤのパープルアルマイトでメインの色を付けていきます。
ポリカーボネート専用と書いてありましたが、多分いけるだろうと直感で4本買ってきました。
少し普通の光沢とは違う、金属のような光沢感があり色のチョイスは問題なさそうでした。

お店で1時間くらいLiveMixerの画像とにらめっこしながら、色を吟味してよかったです。

まずは1回目の塗布、この時点では全然色が乗って無くて不安になりますが、塗装は薄く、何度も重ねる…という事前知識があったので、この状態で1回塗布するたびに30分ほどの乾燥させて、触ったときに指に塗装がつかなければ、再度塗布を繰り返していきます。

そして、4回塗布したところしっかりと発色してくれて、塗装もいい感じに乗ってきました

スプレー缶4つは買い過ぎかな…?と思いましたが片面で2缶使ったので、両面塗装を考えるとちょうどいい量でしたねっ!

さて、ここまで4回塗布、30分の乾燥時間で作業をしていたのでこの時点で2時間が経過しています。

でも、まだまだ。
もう片面同じ作業を繰り返していきます。

裏面もキッチリ塗装していきます、同じ要領で4回塗布、30分乾燥を繰り返していきます。

乾燥させてる時間は暇なので、Bluetoothスピーカーで音楽を聞いたり、YouTubeを見て時間を潰していました。

さて、両面の塗装が終わったら、次はZ790 LiveMixerのような飛び散った様なスプレーの様な表現の再現に挑戦していきます!

筆にスプレーを染み込ませてフリフリ 時には大胆に

これも事前の思いつきでやってみたのですが、筆の先にスプレーを染み込ませて、振ることで飛び散ったペイントの様な表現ができないかな?
と思い、やってみたところ大成功、大胆にスプレーを至近距離で吹き付けたり、徐々に味付けをしていきます。

深い青白の塗布が終わったって乾燥中、この時点でも結構かっこいいのですが、色味をギュっと締めてくれる色が必要ですね、ここもLiveMixerを意識して白色の塗装を次に塗布していきます!

白色は差し色なので、主張は弱めに、かつ大胆に塗布していきます。
もうここまで来ると少し気持ちはっちゃけながら、楽しく塗装していくことが出来ました!

塗装終了!部屋に持ち帰って組み上げていきます!

作業自体6時間くらいかかったので、外は若干暗くで色味が分かりにくかったですが、
室内に持ち込むと…いいじゃん!
自画自賛にはなりますが、結構いい感じに塗装出来たんじゃないかな?

下記3枚は組み上げ後のお写真です。

かっこいい…自分で言うのもアレだけどかっこいい…
そして自分オリジナルの一点物というところが、更に愛着が湧いてきます。

いざASRock Z790 LiveMixerを装着!
若干色味が明るいかなーといった感じはしますが、それでもいい感じに見えてきます、とにかくこの組み上げる瞬間はニヤニヤしてました。

最後に全部のパーツを戻して作業完了、大体15時から作業を開始して、時計を見たら9時ぐらいだったので、おおよそ6時間作業に没頭してましたね!

無事起動確認もできて、ここでホッと一息。
ちらっとXを覗くと、いいね・リポスト・閲覧数が結構増えていて嬉しかったです!
(応援ありがとうございました!)

まとめ

今回はほぼ知識0の人がネットで調べた情報と若干の思いつきで塗装をしてみた記事でしたっ!

塗装をしてから数日立ちますが、剥がれたり、割れたりなどはしていないので、しっかりと定着してくれているみたいで安心です。

最初誰か長尾製作所のオープンフレームの塗装を試している人いないかな?
と思って調べてみたのですが、検索には引っかからず…若干不安でしたが、頑張って工夫したり、アレンジすることで綺麗に塗装することができました!

ではでは、本日はここらで失礼します、これに続いてオリジナル塗装をする人が増えると嬉しいな~と思ったところですっ!